００さんが亡くなった
５日に年賀状ではなく 普通の葉書が来ました
差出人は００ ０子さん ００さんの奥さんです
「これは・・・」文面を見なくても感じました
「そうか 亡くなったのか」と
年賀状ありがとうございました。の書き出し
案の定 昨年６月に７６歳で亡くなったとのこと
知らせようとしたが住所+電話番号が分からずじまいで
申し訳ございませんと書いてありました
ここ２.３年は連絡が途絶えていましたので００さんが処分してしまったのでしょうか？
差出人欄には名前と携帯の番号が書いてありました
直ぐにTELしました
あれこれと１時間位話しましたか
死因は癌です 膵臓癌です
チョッとチクチクと痛いので病院へ 検査で膵臓癌と知らされまして・・・
５日後亡くなったそうです
手遅れでして何の治療も無しで 苦しまないで亡くなって
酒が好きで検査をした日まで朝から飲んでいたそうです
(ほぼアル中ですねと奥さんは言ってました)
(会話の始めは涙声 亡くなった時の記憶がない と言ってました)
４年前から「ボケ」が始まり 最近はまだらボケで
「お母さん 昨日のことが分らない」などと言ってまして
でも 手の掛かるボケではなかったそうです
「幸せな時に幸せな亡くなり方だったですね」と言ってました
あれこれと昔話等をして「一周忌の時は電話しますので・・・」
電話を切りました・・・・
その様な死に方も有りだなと心から思う
ショックもありますが奥さんと話して良かったです
２.３年前最後の電話の時 いつもは「あんちゃん」と言うのですが
「近藤さん？」という反応をしていまして あれっ何か変とは感じました
納得しました 「ボケ」が始まっていたのですね
００さんは仕事仲間で友達です 思い出がいっぱいあります
私が３０歳で会社を興して 直ぐに知り合いました
だからかれこれ４３年の付き合いですか
００さんは小さな建設会社
(主に自衛隊の建物＋江戸川区の学校等の修繕工事をしていました)
に勤めていました
紹介でその会社の事務所(プレハブ小屋)に挨拶に行ったときに００さんがいまして
(社長を含め計５人の会社 皆さんが合気道と空手の有段者です)
名刺の交換をしました 「おっ怖い人だぞ」 が第一印象です
頭はパンチパーマ もみ上げを伸ばし 目つきの鋭い人でした
その会社の初めての仕事が小学校の改装工事(主は塗装工事)
００さんが監督でした 打合せの時「この現場が初めての仕事なので宜しくお願いします」
００さん「私も初めての監督でなのでこちらこそ宜しくです」
なんと００さんはその会社に転職してきたばかりで
建設の塗装工事の事は何にも知らないとの事
「えっ 監督が務まるの？」ですよ 本当に何も知らなかったです
１から１０まで私が教えて 一ヶ月で現場を収めました
「あんちゃん ありがとう おかげで綺麗に収まったよ」
その時は私と弟と職人さんの３人で施工していまして
だから００さんは私の事を「あんちゃん」 弟は文さんと言ってました
顔は怖いが心は優しすぎる人でした
その会社との付き合いは５年位でしたか
００さんが監督の時はほぼ私達が施工しました
その会社との付き合いはその後は無しでしたが個人的には付き合いがありで
００さんのアルバイトの時は(００さんの個人的な仕事)
当然私に仕事が廻ってきました
００さんが独立してからは塗装の仕事は私に
「あんちゃん あんちゃん 頼むよ」です
個人的にも良く飲みに行きましたね
また前の奥さんと揉めていた時も相談に乗りました
今の奥さんと知り合い 結婚して
いつも「お母さん お母さん」と言って嬉しそうな笑顔
忘れられません
もう１０年以上経ちますか 金町から九十九里の近くへ引っ越されたのは
「あんちゃん こちらは良いよ 空気がきれいで星空は最高だよ」
てな具合の話を電話でしました
いつかは訪ねて行こうと思って１０年経ちました
九十九里は遠いです
そんな人も亡くなったのですね
去年は親しい人が４人亡くなりました
飲んだ友達 ゴルフ友達 等・・・皆さん癌です
親父が死んで１５年ですか・・・
自分の近い年齢の人が亡くなっていきます
その様な年齢になったのですね・・・しみじみ
まだまだコロナ過ですので００さんの一周忌に行けるかな？
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(日曜/第一水曜/第三水曜定休)
